2017年11月29日水曜日

身体とは、間違いなく、スピリチュアルな神殿ですが、中満整体はスピ系ではありません。

もうすっかり、今年もあと1か月ですね。
一年とは、本当に早いなぁと、感じてしまう今日この頃、
いかがおすごしですか?

今日は、中満整体が考える、スピリチュアルについて少し書いてみたいとと思います。

丁度、1990年になったばかりのころ
『聖なる予言』という本が翻訳され、身の周りで、話題になっていました。

その後、『神との対話』という本も続き、
当時、まだ、この整体の仕事に就いていませんでしたが、
Spiritual という言葉に、しっくりしたの覚えています。

その後、この身体の仕事に転身する中で、
このスピリチュアルの印象は、ずっと残っていました。

2000年を超えて、いや、もっともっと、2005年位でしょうか、
はじめて耳慣れない言葉を聞きました。

スピ系
スピ

スピリチュアルspiritualとは英語ですが、
スピ系やスピとは、外来語と日本語の省略になるのでしょうか??

その定義されているものが、
今までの自分自身の理解とは、大幅なずれがあり、

そのずれを感じれば感じるほど、

スピリチュアルspiritualという言葉を
容易に使えないと感じたものでした。



***** 身体とは、スピリットが宿る神殿です。 *****


ウエブサイトでも書いていますが、

身体を、肉体として扱うことに限界を感じ、
私は、身体に対して、スピリチュアルな見方をしはじめていたころ、


私は、ついに、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスにようやくたどり着きました。


そして、私が探していたものは、これだったんだ!
とすぐにわかりました。


身体と、心と、スピリットの
それぞれの軸が、同時に存在し、
それらを、身体から、
同時に扱うことができるワークだったからです。

図に書くとこんな感じです。

 
3つの軸が同時にここに存在しています。
 
学べば学ぶほど、身体というスピリチュアルな神殿に、感動したものです。

 
 
***** スピ系に起こりがちな、分離現象 *****



しかし、やがて、スピ系という言葉を聞くようになり、

その使われている文脈から判断してみると、

スピ系やスピとは、心と魂はつながっている。
しかし、身体に関しては管轄外なので、
くわしくは、医師にご相談ください。

のように、カラダだけ、分離しているような
まるで、全てバラバラな印象を受けました。

図にするとこんな感じです。


スピリチュアルなワーク、魂に働きかけるワークは、
十分、心に作用しますし、それと同時に、身体にも作用します。

身体に起きたことを、途中から医師に尋ねても、
医師のほうでも、魂は管轄外であって、
双方の丸投げ状態になるか
対症療法になるのであれば、


なんのためのワークだったのかと、
考えざるを得ません。


(対症療法をすればするほど、根本的治癒から遠ざかります。)


しかし、私も整体師でこそありますが、


私たちの誰もが
肉体という
重い制限された乗り物の中にいることが、
ふっと、苦しいことすらあるのです。

ふんわりと、身体の軸から
スピリチュアルの軸へと
外すことによって、

ある意味、身体と心は楽になります。

時に、ものすごーく、気持ちいいこともあります

身体と魂や心は、分離し、切り離し、バラバラにすることで

痛みという現実から、
逃げることができます。

心と身体に、非常に大きな傷を負うと、
このような、分離が生じることは、珍しいことではありません。

さらに、瞑想といえば、非常に聞こえはいいですが、
瞑想をしているつもりで、
この分離を、無意識に、強めているケースも珍しくはありません。


*****  痛みや不快感も、大切な生命力 *****


クラニオセイクラル・バイオダイナミクスにおいて、


痛みや、不快感すらも、
私たちの大切な、生命力の一部だとみなします。


痛みや不快感を含んだ

本来の自分自身の生命力を

受け入れやすくし、

そして、これも大切な自分の生命力なんだと

認めて、統合するのをサポートします。

そして、これも大切な、

自分自身を愛するプロセスなのです。


そして、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは
身体に触れるワークです。

身体は大いなる知恵を持っています。

不快ゆえに、一時的な楽、きもち良さを選び、
身体から、魂を分離させてしまったとしても、
身体は、それを統合する力を持っています。

そして、もう一度、統合されたときに、
痛みや不快さも、必要な生命力の経験だったと
腑に落ちるでしょう。


中満整体

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